特徴とゲームシステム
『テイルズ オブ ザ ワールド レディアント マイソロジー3』は、2011年にPSP向けに発売された「テイルズ オブ」シリーズのクロスオーバーRPGの第3作目である。本作は前作までの要素を大幅に強化し、登場キャラクターの数はシリーズ最大規模となった。
本作の最大の特徴は、シリーズ歴代キャラクターが80人以上登場し、プレイヤーと共に冒険できる点である。バトルシステムには「フレックスレンジリニアモーションバトルシステム(FR-LMBS)」が採用され、より自由な移動や連携が可能になった。加えて、キャラクターの職業システムが強化され、選べるクラスが増加。プレイヤーは戦士や魔法使いだけでなく、特定のクエストをクリアすることで特殊なクラスにも転職可能となっている。
また、ギルドミッションが充実し、プレイヤーは「アドリビトム」の一員として様々な依頼をこなしながらストーリーを進める。仲間との絆を深めることで特別なイベントが発生し、ストーリーの展開にも影響を与える要素が追加されている。
時代背景
本作の舞台は、前作『レディアント マイソロジー2』で戦いが終結した後の「ガイア」世界。ヴァイス軍の支配から解放され、マナの循環が回復したことで平和が訪れたかに見えた。しかし、新たな脅威「アストラル軍」が出現し、再び世界の均衡が崩れ始める。
アストラル軍は異次元から現れた謎の勢力であり、彼らは「星霊核(アストラル・コア)」を狙い、ガイアを支配しようとしている。世界樹は新たな危機を察知し、再び「光のディセンダー」としてプレイヤーを召喚。プレイヤーはギルド「アドリビトム」の仲間たちと共に、アストラル軍の侵攻を阻止し、ガイアを守るための戦いに身を投じる。
また、ガイアの各地にはかつての戦争の爪痕が残り、復興を目指す町や、未だに争いが続く地域も存在する。新たな冒険の中で、プレイヤーは過去の歴史や、ガイアの本来の姿を知ることになる。
登場人物の紹介
- プレイヤーキャラクター:プレイヤーが作成するオリジナルキャラクター。「光のディセンダー」としてガイアの危機に立ち向かう。
- カノンノ・グラスバレー:本作のメインヒロインで、ギルド「アドリビトム」の一員。明るく芯の強い性格で、プレイヤーを支える重要な仲間。
- リッド・ハーシェル(『テイルズ オブ エターニア』):ギルドのリーダー的存在。戦闘の腕は一流で、仲間たちの信頼も厚い。
- ルーク・フォン・ファブレ(『テイルズ オブ ジ アビス』):王族の血を引く剣士。最初は自分勝手な性格だが、物語が進むにつれ成長していく。
- ユーリ・ローウェル(『テイルズ オブ ヴェスペリア』):自由を重んじる剣士で、正義感が強い。戦闘でも頼りになる存在。
- アストラル将軍:アストラル軍を統率する謎の指導者。彼の目的はガイアの支配だけでなく、星霊核を利用して別次元の世界を統合しようとする計画にある。
主要な敵やボス
- アストラル将軍:アストラル軍を統率する謎の指導者。ガイアの「星霊核(アストラル・コア)」を奪取し、異次元の統合を目指している。圧倒的な戦闘力と冷徹な判断力を持つ。
- ダークエクリプス:アストラル軍のエリート部隊。光を吸収し、強力な闇属性の攻撃を繰り出す。群れで行動し、プレイヤーを苦しめる。
- カオスリベリオン:反逆者の名を冠する黒騎士。高い知能と剣術の腕を持ち、プレイヤーの成長に合わせて戦術を変える。
- メテオドラゴン:空から降り立った炎のドラゴン。巨大な火球を放ち、広範囲攻撃を得意とする。倒すことでレアアイテムを獲得可能。
- アストラルコア・ガーディアン:星霊核を守護する神秘的な存在。重力魔法を操り、異次元の力を引き出す能力を持つ。
主要な町や地域
- アドリビトム:プレイヤーが所属するギルドの本拠地。クエスト受注や仲間との交流の場であり、新たな装備の開発も可能。
- ルミナス王都:復興が進む都市。かつてヴァイス軍の支配下にあったが、今はレジスタンスによる新たな統治が始まっている。
- アストラル遺跡:アストラル軍の侵略の鍵を握る古代遺跡。内部には未知の技術と封印された力が眠っている。
- ヴォルカニア火山:マグマが流れる危険地帯。強力な火炎属性のモンスターが生息し、探索には特殊な装備が必要。
- 星霊の塔:物語のクライマックスで訪れる神秘の塔。アストラル軍の本拠地であり、最終決戦の舞台となる。
主要なアイテムや装備
- アストラルブレード:星霊核の力を宿した剣。特殊スキルを発動することで、光と闇の二重属性攻撃を行える。
- ガイアアーマー:失われた技術で作られた防具。あらゆる属性攻撃を軽減し、特殊な結界を展開する。
- エクリプスリング:装備者の魔力を増幅する指輪。ただし、使いすぎると闇に取り込まれるリスクがある。
- セラフィムローブ:精霊の加護を受けた防具。特定の魔法攻撃を無効化する能力を持つ。
- アルカナポーション:戦闘中に使用するとHPとMPを即時回復する貴重なアイテム。入手は非常に困難。
主要なスキルや魔法、呪文
- アストラルストライク:光と闇の力を融合させた究極の剣技。広範囲に強烈なダメージを与える。
- エクリプスフレア:敵の魔力を吸収し、巨大な爆発を引き起こす闇属性の呪文。発動にはMPが大量に必要。
- ゼロ・グラビティ:敵の動きを封じる重力魔法。空中の敵を地面に叩き落とす効果もある。
- セラフィムバリア:味方全員に一定時間、全属性耐性を付与する守護魔法。ボス戦で特に有効。
- ディメンションブレイク:異次元の力を解放し、敵に時空の裂け目をぶつける強力な攻撃。発動には長い詠唱時間が必要。
ストーリーとあらすじ
ガイアの世界は、ヴァイス軍の支配から解放され、平和を取り戻したかに見えた。しかし、突如現れた「アストラル軍」が新たな脅威として世界を侵食し始める。彼らは異次元からの侵略者であり、世界の均衡を崩す「星霊核(アストラル・コア)」を手に入れようとしていた。
世界樹はこの異変を察知し、新たな守護者として「光のディセンダー」であるプレイヤーを召喚する。プレイヤーはギルド「アドリビトム」に迎えられ、仲間たちと共にアストラル軍の野望を阻止するため、各地を巡ることとなる。
旅の途中、プレイヤーはルミナス王都やアストラル遺跡を訪れ、ガイアの過去に関する手がかりを集める。そして、アストラル軍の指導者「アストラル将軍」の計画が、異世界との融合によって新たな秩序を作ることであることを知る。プレイヤーはガイアを守るため、アストラル軍の本拠地「星霊の塔」へと向かう。
物語の展開と結末
プレイヤーはギルドの仲間たちと共に各地を巡り、アストラル軍の侵略を阻止しながら、「星霊核」の封印を解く方法を探る。王都ルミナスでは、アストラル軍に支配された街の人々が、恐怖の中で生きている現状を目の当たりにする。プレイヤーは彼らを救うため、レジスタンスと共に戦い、王都の奪還作戦を決行する。
その後、プレイヤーはアストラル遺跡に潜入し、異世界の技術が記された石碑を発見する。そこには、星霊核を悪用すればガイアだけでなく、全宇宙のバランスが崩れる危険性があると記されていた。アストラル将軍の計画は、星霊核を用いた次元統合による新世界の創造だった。
最終決戦の舞台は「星霊の塔」。ここでアストラル将軍との激しい戦闘が繰り広げられる。戦闘の末、彼はプレイヤーに「秩序なき世界で本当に平和が訪れるのか」と問いかけ、星霊核の力を暴走させる。プレイヤーは仲間と力を合わせ、暴走を食い止め、ついに彼を打ち破る。
アストラル軍が撤退し、ガイアは再び平和を取り戻す。しかし、プレイヤーは次元統合の危機が去ったわけではないことを理解し、新たな旅へと歩みを進める。
まとめ
『テイルズ オブ ザ ワールド レディアント マイソロジー3』は、シリーズ最大規模のキャラクターが登場するクロスオーバーRPGであり、プレイヤーはオリジナルキャラクターとしてガイアの危機に立ち向かうこととなる。本作では、従来のバトルシステムに加え、新たなスキルや職業システムが追加され、自由度の高いキャラ育成が可能になった。
ストーリーは、ガイアに迫る異世界からの侵略を描いており、アストラル軍の野望とそれを阻止するプレイヤーの戦いが軸となる。単純な勧善懲悪ではなく、アストラル軍の思想にも一理あり、プレイヤーは正義とは何かを考えさせられる場面もある。
戦闘システムは「フレックスレンジリニアモーションバトルシステム(FR-LMBS)」を採用し、スピーディーで戦略的なバトルが可能となった。職業ごとの特性を活かしながら、カスタマイズ性の高い戦闘が楽しめる。
クロスオーバー要素だけでなく、シリーズファンだけでなく初めてのプレイヤーでも楽しめる作りになっており、豊富なサブクエストやエンドコンテンツも魅力の一つである。
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