真・女神転生 デビルチルドレン 黒の書 / 赤の書のストーリーとあらすじ|時代背景、登場人物、主要な町、敵、アイテムを徹底解説【GBC】

ゲームの特徴とシステム

『真・女神転生 デビルチルドレン 黒の書 / 赤の書』は、2000年にアトラスからゲームボーイカラー向けに発売されたRPGであり、真・女神転生シリーズのスピンオフ作品として展開されました。本作はポケットモンスターシリーズの影響を受けた作品であり、悪魔(デビル)を仲間にし、育成・進化させながら戦うシステムが特徴です。

プレイヤーは2種類のバージョン「黒の書」と「赤の書」から選択し、それぞれ異なる主人公とストーリーが展開されます。「黒の書」はクールで冷静な一樹(カズキ)、「赤の書」は熱血漢の未来(ミライ)が主人公となります。戦闘はターン制コマンドバトルで、プレイヤーは最大2体の悪魔を召喚して戦います。悪魔との交渉システムも存在し、説得やアイテム提供によって仲間にすることが可能です。

また、「デビル合体」システムにより、仲間の悪魔を合体させてより強力な悪魔を生み出すことができます。フィールド探索ではパズル要素があり、特定の悪魔が持つスキルを利用して障害物を突破する必要があります。このように、育成・交渉・合体といった要素が絡み合い、奥深いゲームプレイを実現しています。

時代背景

物語の舞台は現代の日本と悪魔の住む異世界である魔界です。物語の冒頭では、主人公たちは平穏な日常を送っていますが、突如として魔界へと引き込まれることになります。魔界では「神と悪魔の戦争」が長らく続いており、秩序が崩壊寸前の状態となっています。

魔界の各地には様々な種族の悪魔が存在し、それぞれが異なる理念や目的を持っています。人間が魔界へと踏み入ることは異例であり、主人公たちは「デビルチルドレン」として特別な力を持つ存在として認識され、世界の命運を託されます。

一方で、現実世界では異変が発生し始め、人々は次第に不穏な空気を感じ始めます。魔界での戦争が現実世界に影響を及ぼし始めているのです。主人公たちは魔界と現実世界の双方を行き来しながら、平和を取り戻すために戦うことになります。

登場人物の紹介

一樹(カズキ)(黒の書の主人公) 冷静沈着で理論的な少年。感情を表に出さないことが多いが、内に秘めた正義感は強い。異世界へと飛ばされ、デビルチルドレンとして悪魔との絆を築きながら戦う。

未来(ミライ)(赤の書の主人公) 情熱的で負けず嫌いな少女。考えるよりも行動するタイプで、困難な状況でも前向きに進んでいく。カズキと同様にデビルチルドレンとして運命を背負う。

レナ 魔界で出会う謎の少女。主人公たちを導く存在であり、重要な役割を持つ。

ルシファー 魔界を統べる存在の一つで、戦乱の鍵を握る強大な悪魔。

ベルゼブブ 魔界の勢力の一つを担う悪魔で、プレイヤーの行動次第で敵にも味方にもなりうる。

主要な登場人物、敵、町、地域、アイテム

主要な町・地域

  • 現実世界(東京):物語の始まりの地。現代日本の都市。
  • 魔界(各エリア):様々な種族の悪魔が支配する異世界。

主要な敵・ボスキャラクター

  • ルシファー:魔界の支配を狙う大悪魔。
  • ベルゼブブ:魔界のもう一人の強力な支配者。
  • 四天王:それぞれ異なる力を持つ魔界の幹部。

主要アイテム

  • ソウルクリスタル:悪魔との絆を深める重要なアイテム。
  • デビルコンパス:魔界での探索を助ける道具。
  • エリクサー:HPやMPを回復する貴重な薬。

ストーリーとあらすじ

物語は現代の日本から始まり、主人公である一樹(カズキ/黒の書)または未来(ミライ/赤の書)は、ごく普通の生活を送っていた。しかし、突如として異世界「魔界」へと召喚される。魔界は長きにわたる戦争によって荒廃し、悪魔たちが勢力争いを続けていた。

主人公たちは「デビルチルドレン」と呼ばれる特殊な力を持つ存在として選ばれ、魔界の未来を担う役割を与えられる。魔界の支配を巡る戦いは熾烈を極め、主人公たちは幾多の試練を乗り越えながら仲間となる悪魔を増やし、強大な敵に立ち向かうこととなる。

一方、現実世界でも異変が起こり始め、魔界の戦いが影響を及ぼしつつあった。主人公たちは魔界と現実世界の両方を行き来しながら、戦争の背後に潜む陰謀を暴き、世界を救うために戦うことを決意する。旅を進めるにつれて、魔界の支配者たちの思惑や、主人公たち自身の過去や宿命が明らかになっていく。

物語の展開と結末

主人公たちは魔界に広がる各地を巡りながら、多くの敵や味方と出会い、それぞれの思惑や運命と向き合っていく。魔界は「秩序派」「混沌派」「中立派」といった異なる勢力によって支配されており、各地のリーダーたちと戦い、あるいは協力しながら物語が進行する。

やがて、魔界を支配しようとする強大な悪魔、ルシファーとベルゼブブの対立が激化する。主人公たちはこの戦争の鍵を握る存在として、どちらの勢力にも関与しながら、最終的な決断を迫られることになる。

物語のクライマックスでは、魔界の支配を巡る戦争の背後にある「真の黒幕」の存在が明らかになる。それは、両世界を巻き込む計画を企む謎の存在であり、主人公たちは最終決戦へと挑む。戦いの果てに、主人公たちは世界の未来を決定づける選択を迫られ、その選択によって異なる結末が用意されている。

エンディングでは、主人公たちの決断によって魔界と現実世界の運命が変わる。平和を取り戻す結末、混沌に包まれる結末、あるいは魔界と現実世界が融合するような結末など、プレイヤーの行動によって物語の結末が変化する。

結論

『真・女神転生 デビルチルドレン 黒の書 / 赤の書』は、ダークな世界観と緻密なストーリーが魅力のRPGである。単なる育成ゲームではなく、悪魔との交渉や戦略的なバトル、分岐するストーリーが特徴となっており、プレイヤーの選択によって物語の展開が大きく変わる。

本作の魅力のひとつは、主人公たちの成長と、それを支える悪魔たちとの絆である。ポケモンのようなモンスター収集要素を持ちながらも、「真・女神転生」シリーズらしいダークなテーマと奥深いストーリーが織り交ぜられており、単なる子供向けRPGにとどまらない深みがある。

また、異なる2つのバージョン「黒の書」と「赤の書」によって、異なる視点から物語を楽しめる点もユニークである。異世界での戦いを通じて、善悪とは何か、運命をどう切り開くべきかといったテーマが描かれており、大人でも楽しめる作品となっている。

本作は後のシリーズ作品にも影響を与えた作品であり、ダークファンタジーRPGの一つの完成形とも言える。魔界の壮大な戦いと、プレイヤーの選択によって変化する結末は、繰り返しプレイする価値がある作品となっている。

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