ゼノサーガ エピソードIII[ツァラトゥストラはかく語りき]のストーリーとあらすじ|時代背景、登場人物、主要な町、敵、アイテムを徹底解説【PS2/プレステ2】

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ゼノサーガ エピソードIIIの特徴とゲームシステム

『ゼノサーガ エピソードIII[ツァラトゥストラはかく語りき]』は、2006年にPlayStation 2向けに発売されたRPGであり、『ゼノサーガ』シリーズの最終作にあたる。本作は、前作『ゼノサーガ エピソードII』の続編として、壮大な宇宙を舞台にした物語を締めくくる作品である。

ゲームシステムは、従来のターン制バトルを進化させた「ブーストバトルシステム」を採用しており、戦略性の高い戦闘が楽しめる。戦闘中にブーストゲージを溜めることで、キャラクターの行動順を調整し、連携攻撃を行うことが可能。また、「E.S.」と呼ばれる巨大ロボットを操作し、宇宙規模の戦闘も繰り広げられる。シリーズで特徴的な「スキルラインシステム」により、キャラクターごとに異なるスキルの習得が可能となり、育成の自由度も高い。

さらに、本作ではシリーズの謎が解明され、キャラクターたちの運命が決する物語が描かれる。シナリオは重厚で、哲学的なテーマや宗教的要素が随所に散りばめられ、プレイヤーに深い考察を促す内容となっている。

ゼノサーガ エピソードIIIの時代背景

物語の舞台は、西暦6000年代の未来世界。人類は地球を捨て、銀河全体に広がる宇宙文明を築いている。しかし、その裏では「ゾハル」と呼ばれる謎のエネルギー源を巡る争いが続いていた。ゾハルは、無限のエネルギーを生み出すとされるが、その力を利用しようとする者たちの陰謀が絡み合い、宇宙の存亡をかけた戦いへと発展していく。

また、人類の敵として「グノーシス」と呼ばれる異次元の存在が現れ、多くの星々が壊滅的な被害を受けていた。グノーシスの謎を解明し、それを制御する方法を見つけることが、本作の大きなテーマの一つとなっている。

一方で、宇宙を支配する勢力「U-TIC機関」や「オルムス教団」、さらには「ゴドウィン計画」など、複雑に絡み合う勢力争いが繰り広げられ、プレイヤーはその中で真実を追い求めることになる。

登場人物の紹介

シオン・ウヅキ

本作の主人公であり、元ヴェクター・インダストリーの研究員。ゾハルやKOS-MOSに関わる過去を持ち、物語を通じて自己の存在意義を模索する。

KOS-MOS

シオンが開発に関わった戦闘用アンドロイド。圧倒的な戦闘能力を持つが、物語が進むにつれ、彼女の存在の秘密が明らかになる。

ケイオス

謎多き青年であり、超常的な力を持つ。彼の正体は宇宙の根幹に関わる重要な要素であり、物語の核心を握っている。

ジギー(Ziggurat 8)

元人間のサイボーグで、M.O.M.O.の護衛役。過去の戦争で命を落とし、再生された存在。

M.O.M.O.

リアン・ヴィエルジュ博士によって作られたリアル・アイアン・メイデン。ゾハルと深く関わる存在であり、彼女の記憶が重要な鍵を握る。

主要な町、地域、敵、アイテム

主要な町・地域

  • ミルチア:過去に起こった「ミルチア紛争」の舞台であり、物語の鍵を握る星。
  • U.M.N.ネットワーク:情報を管理するネットワーク空間。ここに多くの秘密が隠されている。
  • メリピタス:オルムス教団の拠点がある場所で、物語の重要な舞台となる。

敵・ボス

  • アルベド・ピアソラ:シオンの兄であり、狂気的な行動をとるが、その裏には悲しい過去がある。
  • ウィルヘルム:オルムス教団の首領であり、宇宙の支配を目論む存在。
  • グノーシス:異次元から現れる敵対存在。彼らの発生理由が物語の核心に関わる。

主要アイテム

  • ゾハル:本作の中心となる謎のエネルギー装置。これを巡る戦いが物語の軸となる。
  • U.M.N.キー:ネットワーク空間を操作する重要なアイテム。
  • E.S.シリーズ:戦闘用ロボットであり、プレイヤーが操縦する機体。

『ゼノサーガ エピソードIII』は、哲学的・宗教的なテーマを絡めながら、壮大なスケールで展開するRPGであり、シリーズの集大成として多くの謎を解き明かす作品となっている。

ストーリーとあらすじ

西暦6000年代、人類は銀河の各地に広がりつつあったが、突如として現れた異次元生命体「グノーシス」によって危機に瀕していた。グノーシスは物理法則を無視して出現し、通常兵器では倒すことができない。唯一の対抗手段は、特殊なエネルギーを持つアンドロイド「KOS-MOS」と、「ゾハル」と呼ばれる未知のエネルギー装置だった。

物語の主人公シオン・ウヅキは、元ヴェクター・インダストリーの研究者として、KOS-MOSの開発に関わっていた。しかし、彼女はヴェクター社の不審な動きを察知し、組織を離れる。彼女はゾハルの謎と、自身の過去に迫るため、仲間たちと共に宇宙の旅に出る。旅の中で、彼女は兄・ジンや謎の青年ケイオス、M.O.M.O.といった仲間と共に、宇宙を支配する勢力の陰謀を暴いていく。

U-TIC機関やオルムス教団といった組織が暗躍する中、シオンたちはゾハルの秘密を解き明かし、人類を救うための戦いへと身を投じる。しかし、そこには彼女の知らない更なる真実が隠されていた。


物語の展開と結末

シオンたちは旅を続ける中で、ゾハルが宇宙の根幹を成す存在であり、それを制御する者が世界の命運を握ることを知る。オルムス教団とヴェクター社は、ゾハルの力を利用し、宇宙の再構築を目論んでいた。一方で、KOS-MOSはそのゾハルの影響を強く受ける存在であり、彼女の真の目的が明らかになっていく。

シオンは、自身の家族の悲劇や、過去に失った人々の記憶と向き合いながら、最終的にゾハルの力を巡る決戦に挑む。敵対勢力の中心にいるウィルヘルムは、「永遠なる輪廻」を維持するために宇宙を支配し続けようとするが、シオンと仲間たちはこれに立ち向かう。

最終決戦の末、KOS-MOSは自己犠牲によってシオンたちを救い、ゾハルは完全に制御不能となる。シオンは大切な存在を失うが、仲間たちと共に新しい未来を築くことを決意する。物語は、支配と自由、命の意味を問う壮大な結末を迎える。


結論

『ゼノサーガ エピソードIII』は、SFと哲学が融合した奥深いストーリーを持ち、シリーズの集大成となる作品である。シオンをはじめとするキャラクターたちは、運命に翻弄されながらも、自らの意志で未来を切り開こうとする。

本作は「人類の存在意義」や「自由意志」といったテーマを強く打ち出し、単なるRPGを超えた作品となっている。ゲームシステムも、戦略的なバトルと探索要素が進化し、プレイヤーに高い没入感を提供する。また、シリーズの長年の謎が解明され、多くの伏線が回収されることで、プレイヤーに強い感動を与える。

戦闘システムやストーリー展開、音楽、演出の全てが高い完成度を誇り、壮大なSFストーリーが展開される『ゼノサーガ エピソードIII』は、プレイする価値のある名作として語り継がれている。


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