はじめに
『聖剣伝説DS CHILDREN of MANA』(チルドレン オブ マナ)は、2006年3月2日にスクウェア・エニックスからニンテンドーDS向けに発売されたアクションRPGです。本作は「THE WORLD of MANA」プロジェクトの第1弾として開発され、シリーズのスピンオフ作品として位置づけられています。舞台は『聖剣伝説4』と同じ「ファ・ディール」ですが、登場人物やストーリーは直接的な関連性を持たない独立した内容となっています。
特徴とゲームシステム
本作は、シリーズ従来のアクションRPG要素に加え、ダンジョン探索型のゲームプレイが特徴です。プレイヤーは4人のキャラクターから1人を選択し、各地のダンジョンを探索してモンスターと戦いながら物語を進めます。ダンジョン内では「グリームドロップ」と呼ばれるアイテムを見つけ、それを「グリームウェル」に運ぶことで次の階層へ進むことができます。各階層はランダムに生成され、最終階層にはボスが待ち受けています。戦闘では、剣、フレイル、弓、ハンマーの4種類の武器を使用でき、それぞれに通常攻撃、特殊攻撃、フューリーアタックが存在します。フューリーアタックは、攻撃や被ダメージによって溜まるフューリーゲージを最大にすることで発動可能です。また、8種類の精霊(エレメンタル)から1体を選択し、魔法攻撃や武器攻撃の強化を行うことができます。精霊の力は、装備する「ジェム」によってさらに強化されます。ゲームは最大4人までのローカルマルチプレイに対応しており、協力してダンジョンを攻略することが可能です。
時代背景
物語の舞台は、マナの樹が存在する「イルージャ島」を中心とした世界「ファ・ディール」です。数年前、マナの樹の根元で「大厄災」と呼ばれる事件が発生し、多くの命が失われました。その際、勇敢な少年と少女がマナの剣を用いて世界を救ったとされています。現在、主人公たちはその事件の真相を解明するため、冒険の旅に出ることになります。
登場人物の紹介
本作では、以下の4人のキャラクターから主人公を選択できます。選択したキャラクターによって、物語の細部や一部のイベントが変化します。アットウィキ
- フリック(Ferrik):15歳の少年。緑の国ウェンデル出身で、10年前の大厄災で家族を失い、イルージャ島のマナの村で暮らしています。剣の修行に励んでおり、明るく勇敢な性格です。
- タンブル(Tamber):16歳の少女。踊り子であり、正義感が強く、成熟した雰囲気を持っています。大厄災で家族を失い、弓を得意としています。
- ポップ(Poppen):9歳の少年。砂の国ジャド出身で、両親を亡くし、イルージャ島で育ちました。小柄ながらも頑固で勇敢な性格で、フレイルを武器としています。
- ワンダラー(Wanderer):ニキータ族の商人で、猫のような外見をしています。大厄災で家族を失い、ハンマーを武器に旅を続けています。
ストーリーとあらすじ
『聖剣伝説DS CHILDREN of MANA』は、マナの樹がそびえるイルージャ島を舞台に、過去の大災厄で家族を失った主人公たちが、再び世界に訪れた異変の真相を探る物語です。ある日、マナの塔に祈りを捧げに行ったティスを追って塔を訪れた主人公は、凶獣ザンガに襲われるも、天から降り注いだ聖剣の力でこれを退けます。その後、世界各地に現れた光の柱を調査するため、主人公は旅立ちます。
物語の展開と結末
主人公は、星の湖、赤き砂の砂漠、氷の城などを巡り、各地で凶獣を倒していきます。これらの凶獣は、本来ならば世界を見守る8体の神獣となるはずだった存在が、マナの暴走により2体ずつ融合し、不純な存在として生まれたものでした。これらを操っていたのは、マナの王を名乗る謎の男で、彼はマナの女神から生まれた存在であり、世界をマナで満たすことを使命としていました。最終的に、主人公はマナの王を倒し、彼から聖剣を託されます。その後、マナの嬰児と呼ばれる存在が現れ、主人公はこれを倒して世界に平和を取り戻します。
まとめ
『聖剣伝説DS CHILDREN of MANA』は、シリーズの中でも異色の作品であり、ダンジョン探索型のアクションRPGとしての要素が強調されています。プレイヤーの選択によって物語の細部が変化し、マナの世界の深淵に触れることができます。また、マナの王やマナの嬰児といった新たな存在が登場し、シリーズの世界観をさらに広げています。
関連キーワード
- 聖剣伝説DS CHILDREN of MANA
- マナの樹
- イルージャ島
- 大災厄
- マナの塔
- ティス
- 凶獣
- 聖剣
- マナの王
- マナの嬰児

