はじめに
『聖剣伝説4』は、2006年12月21日にスクウェア・エニックスからプレイステーション2向けに発売されたアクションRPGです。シリーズ初の3D化が実現され、ナンバリングタイトルとしては『聖剣伝説3』から11年ぶりの新作となりました。開発には物理演算エンジン「Havok」が採用され、シリーズの新たな挑戦として注目を集めました。
特徴とゲームシステム
本作の最大の特徴は、物理演算を活用した「MONO(モノ)」システムです。プレイヤーはフィールド上のオブジェクトを持ち上げたり投げたりして、戦闘や謎解きに利用できます。また、ステージクリア型の構成を採用し、全9章の本編と32ステージのチャレンジアリーナで構成されています。従来のシリーズ作品とは異なり、マップ間の移動が廃止され、章ごとに進行する形式となっています。ただし、ステージごとにキャラクターの能力がリセットされる仕様や、ターゲッティングシステムの不備、カメラワークの問題などが指摘され、プレイヤーからの評価は賛否が分かれました。
時代背景
物語の舞台は、聖なる大樹がそびえるイルージャ島です。かつてマナの力によって繁栄した世界は、マナの衰退とともに混乱に陥り、各地で戦乱が勃発しています。強国ロリマーがイルージャ島に侵攻したことをきっかけに、主人公エルディは聖剣を手に取り、世界の命運をかけた戦いに身を投じることになります。
登場人物の紹介
- エルディ:本作の主人公。イルージャ島に住む少年で、不思議な種子を手にしたことで聖剣に選ばれ、世界を救う旅に出ます。
- リチア:ヒロイン。エルディと共に旅をする少女で、物語の中で重要な役割を果たします。
- フィー:祠で出会う妖精の子。魔法でエルディをサポートし、物語の進行に伴って成長していきます。
- レキウス:エルディとリチアの幼馴染みで、弓矢を使う少年。物語序盤で登場します。
- トレント:ふしぎの森に住む喋る巨木。エルディたちに助言を与えます。
- ガイア:死の山脈にいる喋る岩壁。エルディたちの旅を支援します。
ストーリーとあらすじ
物語の舞台は、全ての生命の母と言われる大樹が聳え立つ島「イルージャ」。主人公エルディは、幼馴染のリチアと共に平穏な日々を過ごしていたが、突如として大国ロリマーの侵攻を受け、島は混乱に陥ります。エルディは大樹から授けられた力を用いて、イルージャとリチアを救うための戦いに身を投じることになります。
物語の展開と結末
エルディは、右手に宿った大樹の種子の力を使い、ロリマー軍の侵攻を食い止めようと奮闘しますが、敵の指導者ストラウドの策略により、魔界の扉が開かれ、邪精霊タナトスが現世に拡散されてしまいます。敗北を喫したエルディは、1年間の放浪の末、各地の残存勢力を集め、再び立ち上がります。最終的に、リチアは大樹に宿るマナの女神として生まれ変わり、エルディは聖剣を手に取り、世界の平和を取り戻すための戦いに挑みます。
まとめ
『聖剣伝説4』は、シリーズ初のフル3D化や物理演算を活用した「MONO」システムなど、新たな試みが盛り込まれた作品です。物語は、シリーズの原点である「マナの女神」と「聖剣」の誕生を描いており、エルディとリチアの関係性や、世界の命運をかけた戦いが描かれています。一方で、ステージごとに能力がリセットされる仕様や、カメラワークの問題などが指摘され、賛否が分かれる作品となりました。
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