はじめに
『デビルサマナー 葛葉ライドウ対アバドン王』は、
アトラスが贈る「メガテン」シリーズのスピンオフ作品であり、前作『葛葉ライドウ対超力兵団』の正統続編です。
舞台は架空の大正時代「帝都」。
そこに巣食う怪異と陰謀に挑むのは、若きデビルサマナー「葛葉ライドウ」と、その相棒である黒猫「業斗童子(ゴウト)」。
本作では、悪魔合体や交渉といったシリーズの伝統要素を引き継ぎつつ、戦闘はアクションスタイルへと昇華。
しかも、前作で不満の声が多かった悪魔の自由使用制限が撤廃され、「好きな悪魔をいつでも呼び出せる」快適なシステムに進化しています。
大正浪漫の香り漂う独特の世界観に、近代化の光と闇が交差するストーリー。
魅力的な敵キャラと練り込まれたバトルシステムが加わり、単なる外伝では終わらない骨太なRPGへと仕上がっています。
ゲームの基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル | デビルサマナー 葛葉ライドウ対アバドン王 |
| ジャンル | アクションRPG/悪魔召喚バトルRPG |
| 対応機種 | PlayStation 2 |
| 発売日 | 2008年10月23日(日本) |
| 開発元 | アトラス |
| 発売元 | アトラス |
| プレイ人数 | 1人 |
| リメイク | なし(ただし、前作『超力兵団』とセットになった廉価版は存在)→リメイク発表されました! |
ゲームシステムと特徴
🧠 悪魔召喚バトルの進化形
シリーズの特徴でもある「悪魔召喚」は、今作でさらに自由度がアップ。
バトル中に任意の悪魔を自由に出し入れできるようになり、戦術の幅が格段に広がりました。
属性・スキル相性を考えて、状況に応じた悪魔を即時召喚できるのは戦略的にも爽快です。
⚔️ リアルタイムアクション+コマンド要素
前作から引き続き、バトルはアクションスタイルを採用。
ただし、完全なアクションゲームではなく、悪魔のスキル発動やアイテム使用はメニュー式でコマンド管理。
テンポ感と戦略性の絶妙なバランスを保っています。
🧬 合体・育成で理想の悪魔を作れ!
悪魔合体による強化は、今作でも健在。
特定の条件を満たせば「特別な合体」が発生し、強力な悪魔や希少スキルを継承することも。
さらに悪魔ごとに好感度システムがあり、好感度が高まるとスキルの発動確率が上がるなどのボーナスもあります。
🕵️♂️ 帝都探索と事件解決
物語の進行は帝都を中心に展開し、各地を歩き回って情報収集や調査を進めていきます。
事件の謎を追う探偵的な要素と、オカルトがいい感じに融合していて、都市伝説を追うような感覚でプレイが楽しめます。
攻略・プレイのコツ 🎯
🎭 魔人ごとに戦い方を見極めよう
- ホワイト・ライダー戦は、攻撃後や詠唱時の隙を狙うのが鉄則。
氷結属性&呪殺無効な仲魔を連れていくと安全です。 - レッド・ライダー戦では呪殺+沈黙/気絶を警戒。
呪殺吸収&精神無効持ち(例:外法リリムなど)を盾役に配置するのが安定。
🔄 MAGスケジューリングを意識した戦術
- MPではなくMAGゲージ方式。
弱点攻撃でMAG回収、気絶時の敵殴打でさらなるMAG吸収が可能。 - 武器チェンジや召喚タイミングを見極め、効率よくMAGを回収するMAGマネジメント=戦術の要です。
🧬 ステ振りと仲魔構成のコツ
- リマスター版では仲魔2体召喚が可能に。
- 固有ゲージの魔に注目しつつ、HP確保の耐もバランス良く育成するのが吉。
💰 金策&素材収集の小技
敵・マサカド系からの稼ぎ周回で素材&経験値も同時に確保できます
「高嶺の花」を使った麻雀→売却ルートで一撃10万程度獲得可能。
登場キャラの紹介 🎭
👤 葛葉ライドウ
- 本作の主人公。十四代目葛葉ライドウ。葛葉四天王の一人。
葛葉ライドウの名を継いだデビルサマナーの少年。
オカルト事件を専門に扱う鳴海探偵社で見習いとして働きつつ、情報を集めて帝都に迫る脅威を討ち払う。
好物は大學芋。
🐾業斗童子
- ライドウのお目付け役として同行する緑色の瞳を持つ黒猫。
デビルサマナーの秘術に精通し、ライドウにアドバイスを与える。
元々は葛葉の強力なサマナーだが、何らかの罰で動物の体に魂を入れられているらしい。
前作で華麗に爆死したが、ラストでカラスに憑依後、今作序章では再び猫の姿に。
🕵️ 鳴海
- ライドウが籍を置く鳴海探偵社の所長。
チャランポランながらも心は熱く、弱者を食い物にする輩とは徹底的に戦う。
今作ではヤタガラス傘下の者であることが明言された。
📰 朝倉タヱ
- 記事のネタ集めのためなら、危険を省みない女性新聞記者。
鳴海やライドウと知り合いで、よく事件調査をともに行う。
女性軽視の風潮を嫌い、地位向上を目指し日々活動している。
朝倉葵鳥というペンネームも持っているが、
鳴海や周囲の人物には「タヱちゃん」と呼ばれ親しまれている。
💼 成田茜
- 鳴海探偵社に「男を探してほしい」という依頼を持ち込んだ女性。19歳(厄年)
現職衆議院議員「成田太介」の令嬢であるとされる。
依頼の理由にはなにやら裏があるようだが…?
🧙♂️ 葛葉ゲイリン
- 十七代目葛葉ゲイリン 。61歳(厄年)
ライドウと同じく「葛葉一族の始祖を支えた四家」の名前を継ぐデビルサマナーの一人。
アメリカでの武者修行の経歴から、独特の口調で話をする。漢字綴りでは「猊琳」らしい。
🌌 凪
ゲイリンのもとで修業を積む日露ハーフの少女。師匠と同じく独特の口調を使う。
ゲイリンを師として慕っており、ライドウに対しては最初は対抗心からやや挑発的。
だがライドウの事を認めてからは先輩と呼び素直に接してくる。
ストーリーとあらすじ 🕵️♂️
📦 筑土町の箱が招く異変
「開けるな」と言われた箱を筑土町へ届ける依頼を受けたライドウ。
箱を運ぶと村は墓標のない村へと変化し、人々は存在そのものを忘れていた。
そこから事件の本質──虫使い一族の暗躍と異形の深淵が浮上してくる 。
🐛 致命の虫使いと一族の因縁
山陰地方のツキガタ村では、虫使い一族の暗殺儀式が行われ、
運喰い虫や天斗一族が深淵世界への道を開こうとしていた。
茜と弾のそれぞれの選択が、事件の鍵として重くのしかかる 。
👁 異界「胎動」の兆し
虫使いの儀式により深淵世界で異常現象=胎動が発生。
帝都でも不運や人の消失など異常が次々と起こり始める。
ライドウは異界との交差が始まっていることを察知する 。
👑 アバドン王の影
人間界に忍び寄る深淵世界の支配者「アバドン王」。
それは人々の命と世界の理を問う“選ばれし存在”の復活であり、
物語はライドウが彼の正体と向き合う局面へ移っていく。
物語の展開と結末 🌌
🌀 深淵世界への扉が開く
虫使いの儀式で深淵(アバドン)の門が開かれ、胎動が具現化。
アバドン王は人間の苦しみを終わらせるため支配を宣言する。
現実と深淵が交錯し、帝都は崩壊の危機を迎える。
🛡 茜と弾、それぞれの選択
茜or弾のルートによって、誰がアバドンを止めるか運命が分かれる。
生贄か犠牲者としての決断が物語の結末に影響を与える。
選ぶ道次第で異なる心の絆とエンディングを迎える 。
⚔ 絶望を超えた最終決戦
ライドウと仲魔たちは深淵へと乗り込み、アバドン王との総力戦へ。
MAGスケジューリングや仲魔のスキルを駆使し、苦難を乗り越える。
最終的にはアバドンの野望を粉砕し、世界の理を守り抜く。
🌅 帰還と問いを胸に
アバドン王撃破後、帝都には一時の平和が戻るものの、
人々の記憶や深淵の痕跡が完全に消えるわけではない。
ライドウは戦いの責任と共に鳴海探偵社へ戻り、その後も問答無用の戦いを続ける。
感想・評価
🌟 高く評価されたポイント
・大正ロマン×退魔アクションという唯一無二の世界観
・悪魔合体や交渉の奥深さが健在で、やりこみ要素も豊富
・グラフィックや演出が前作より進化し、イベントシーンの没入感が向上
🤔 一部で指摘された課題点
・戦闘バランスがやや単調で、中盤以降のテンポにムラあり
・一部ダンジョンの構造が複雑で、マップ機能の使い勝手に難あり
・前作をプレイしていないと、キャラや設定への理解がやや難解
🗣 プレイヤーの声
「時代背景や台詞回しがたまらなく渋い。大正が舞台のゲームって貴重」
「戦闘は簡単だけど、悪魔の使い方に工夫が必要で奥深い」
「アトラスらしい世界観とBGMが最高。続編が出ないのが惜しい!」
まとめ・今から遊ぶ人へ
『葛葉ライドウ対アバドン王』は、重厚な物語と硬派な世界観、悪魔を駆使する戦略性が融合した作品です。
大正20年代という異色の時代設定を背景に、プレイヤーは「特高」の一員として数々の怪事件を追いかけます。
前作とのつながりを持ちながらも、単体で楽しめる完成度の高いRPGです。
🎮 こんな人におすすめ!
・悪魔合体や交渉システムが好きなアトラスファン
・時代劇やレトロな世界観が好きな人
・一本道ではなく、濃密な物語体験を重視したいプレイヤー
・前作『ライドウ対超力兵団』を遊んだことがある人(より深く楽しめます)
懐かしさと新しさが同居する、この異端のRPG。
探偵帽とマントをまとい、アバドンの謎に挑んでみてはいかがでしょうか。
筆者の思い出

ライドウ続編!アバドン王!リメイクも決定しました!(もう発売中です!)
仲魔がぬるぬる動くのはメガテンシリーズにはなかったのでとても新鮮でした。
世界観やストーリーもとても良くて、操作性等で賛否両論ありましたが筆者的には楽しくプレイ出来ました。
前作に引き続き、ライホーくんがとても可愛いホ…
ここまでお読み頂き、ありがとうございました。
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